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    日知り事典    元旦〜緩和

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元旦祭・・・・・・・・歳旦祭とも言う。本来は修正会。正月三ヶ日は全国各地の有名社寺で元旦祭が行われるので初
詣客が押し寄せます。従って、此処はもう読者の方々の方が其の地の正月行事や寺社の伝統行事にはお詳しい筈で
すし、其れらを此処に集めても本書が一杯になってしまうだけなので其れは省略して、方位に関してだけ言う。

先ず正月とは「月を正す」と書く通り、少なくとも新月か満月でなければ意味がない。また太陽暦であると言うならば、太
陽と月との接点を冬至か、もしくは節分に決定しなければならない。所が現行暦はこうした基準を無視したままの、まが
い物となっている(元日を参照)。

では本物の歳旦とか元旦祭とはどんなものかと言えば、其処は先ず参道が南北に真っ直ぐ伸びている四天王寺や東
大寺などが古来より冬至、または正月の祭りとしての修正会をした可能性のある社寺です(ヒジリ「元旦祭」を参照)。
ただ例えば高野山金堂と奥の院でも修正会が行われるが、参道に関してはこの原則から外れる。

官庁・・・・・・昔は「お上」であり、幕府や寺や役所だったが、今は「親方日の丸」に無能者が寄って集って官吏(下記)
が拠る所となった。従って今の行政組織は、大量の有害官僚を温存する仕組み(失業対策)である。だが例えば国の犠
牲となって戦って南方で散った戦士の遺骨収集をしない。

「政教分離が建前だから出来ない」と彼らは言うかも知れないが、戦後60年経ってもホッタラカシでは英霊も遺族も浮
かばれまい。最早言い訳無用である。しかも彼らの職場は戦後民主主義の模範となった所だが、実は自由主義ではな
くて、税金でも年金でも所得の再配分する事しか考えない、言わば共産主義体質である。

共産主義はソ連と中国で失敗したのであるが、日本で生き残り、今は年金問題として浮上した。此処だけを見ても、「お
上」は年金を食い潰すお化け屋敷かもしくは国の屋台骨を食い尽くすシロアリの巣窟と化している事が分かる。

社会保険庁は座っているだけで年間20兆円も転がり込む所であるから、此処に入ったら誰もが尊大になり、めったに
手放さない聖域である(労災を参照)。

共産崩れの輩は其の外、水俣病の放置、ハンセン病患者の隔離、薬害エイズ撒き散らし、年金問題など、彼らは国民
の税金を浪費し、天下りを続けるなど、国民のためになる事を何一つ満足に出来なかった。厚生省は厚生労働省とな
った。だが表紙を替えても中身が腐ったままでは無意味であり、責任逃れの改編としか言えない。

こんな所は早く潰して民間業務に委託せよ。農水省もしかり、また北朝鮮拉致問題を放置して来た無力な外務省や、ド
ル買いに走る財務省も今のままなら有害無益です。他省庁にしても癒着と天下りの温床でしかない。

大蔵(財務)は証券金融界に、土木は土建業界に、運輸は空海陸の運送業界に、厚生は医療福祉機関に、環境は関
連機器メーカーに、文部は教育関連業界に在籍中から支援して置いて、やがて各々天下りして利権構造を強めるのが
常であるが、そんなご時世でも天文台は例外である。

此処は本来ならば、暦を作る所であり、従って国家の最高機関であり、利権の集中する所になっても不思議ではない。
しかし生憎今は暦への関心も低い時代となったためか、下請け機関を作らない点と、余り「天下りしない」点で立派だ。
其れに比べると、気象庁では気象予報士と言う新制度をスタートさせた。

自分でも旨く出来ないのに他人を使う、言わば責任転嫁の無駄なシステムである。また法務局は以前から直接国民が
行っても受け付けず、殆どを司法書士を通させる。其れに対して最近は規制緩和とか行革が大義名分に使われる。だ
が税金を取って置きながら其の仕事をせずに、何でも資格試験ビジネスにしようとするならインチキだ。

国民のための仕事が満足に出来ないのに、手続きだけ増やす官庁では矢張り無用である。例えば一株式会社に過ぎ
なくなった関電でも近電を下請けに使い、しかも契約当事者である一般ユーザーの希望を電気工事士を通した申請で
ないと受け付けない、と言う傲慢さであるのだから何が改善されたのか。


関電・・・・・・関西を電力供給名目で独占支配する企業。社会性と公共性のために独占的地位を与えられているが
今は利潤追求が第一となり、様々な事業に手を伸ばして問題を起こしている(「原発」を参照)。04/8、関電の美浜原
発の事故では社会に大きな衝撃を与えたが、此の件に関しては「原発」で詳しく述べた。

要するに此処は安全第一ではなくて、背信行為で利益第一の体質になっていた事が暴露して社会的信頼性をなくし
た。此処は事故のたびに直ぐに「謝るけれども改めない」、ふてぶてしい企業体質である。氷山の一角としてニュースに
上がる以前の実態を知ったら社会はもっと大きな衝撃と落胆を受けるだろう。

例えば筆者は既に何度も関電から被害を受けて来た。其れを問題提起したが何の弁償もしない。其の都度彼らは、弁
解と言い訳に来るだけで一切謝らない。要するに一般契約者を泣き寝入りさせて事業継続する体質である。関電は特
に契約者(お客)に対して契約種別とか契約料を設定するが、対等ではない電気工事士を通して申請させる。

関電の意のままに動く下請けを通してお役所のように契約を受け付ける。此れはお役所以上に官僚主義体質である。
また此処に限らず電力会社は原油などを全て外貨建てで輸入している点が専門家からも経済感覚を疑われている。

また電線の地中化が先進国ではとうに進んでいるのに日本では進まない。日本は毎年台風があり、其のたび架線が
切れて毎年何万軒もの停電事故となって来た。しかし彼らに改善の意欲はない。05/12/21には小雪が降っただ
けで京阪神では広範囲で70万世帯が停電した。

東北電力でも同日の冬の嵐と落雷で新潟が65万件の停電となったが、関電は大雪でもないのに「雪によるダウン」で
あると嘯いた。天気のせいにするのは卑劣である。其の地方の民家が何も被害を受けていないのに関電だけが気象
災害を受けたと言うのは有り得ない話であり、嘘だと分かろう。

要するに彼らは利益優先のため、老朽腐食架線を放置していたからであり、もう一つは設計以下の低コスト設備で誤
魔化していたのではないか。今回の原因は大飯原発の送電線でショートしたと言うが、台風でもショートしないのにギャ
ロッピング現象が起こったと言い訳した。原因は雪と嵐であると言う。

つまり此処でも「想定外」として逃げようとするが、其れでは問題が解決しない。2ルートを設定していたのに両方同時
に駄目になったと言うのだが、其れでは公共性のインフラの安全設計とは言えない。安全確保よりも利益重視、コスト
優先のために自ら撒いた種である。此れではや姉歯氏の耐震偽装と同類である。

JR尼崎のような大きな事故となれば恥ずべき問題であり世界的なニュースになるが、落雷もないのに関電だけ停電す
るのでは後進国並みであるからニュースにもならない。しかも其れ以下の事故は日常茶半に起きている。今回の停電
では病院では手術中に電気が切れてストップし、エレベーターに閉じ込められる事態が起こった。

信号機も止まって交通が混乱した。地下鉄もATMもダウン。水道も止まった。会社や家庭のコンピューターの記録も飛
んだであろうし、大都会の脆さを露呈したが、此れでは先進工業国の看板が泣くだろう。にも関わらず公営企業の筈の
関電は一向に改善しようとする気がない。

04年の台風18号では、神戸で40ヶ所の電線から火花が出て1.6万世帯が停電した。ニュースでは「台風16、18号
による塩害か」と報じていたがそうではない。普通の電線なら大丈夫なのだが、老朽化し腐っていたのを放置している
から塩害でスパークするのである。

こうした事態になるまで各地で放置しているのは、関電の利益主義による怠慢と、旧来の工法を採る関連会社に役員
が天下りしているからである。競争に晒される他企業なら、こんな事は先ず有り得ない(04/9/3「毎日」より一部引
用)。

其のほかにも関電では火力発電所のデータ捏造など悪質なケースが101件、全体の不正処理8000件もあった事を
明らかにした(04/10/26)。こうした所が独占的公営企業として今後も存在するのは疑問である。05/3/25、関
電社長と会長が辞任の意思を発表した。

だが此れはケジメではなくてゴマカシであり、表紙を換えて取り繕っても中身が腐っている以上、何の解決にもならな
い。一般住宅地の問題としては、現在は日中に留守の所が多い。その間も近電など数社の下請け業者が入れ替わり
立ち代り電柱架線工事を繰り返している。

留守中に屋根や塀や通路などを壊されても気が付かないが、杜撰な工事で泣き寝入りしているケースが殆どなので、
これ以上無責任な関電工事を続けさせてはならない。関電は表向きだけ取り繕う顔でコマーシャルをしているが体質が
腐っていて悪質なので問題である。

監督官庁として経済産業局がある訳だが、彼らは天下り先の優遇が第一であるから一般国民のために機能していな
い。原発事故を起こしてさえ、関電も、近畿経済産業局も反省の証として責任を取っていない以上、一般工事の際には
市職員か警官か町内会の代表などに立ち会って貰って住民が自衛し関電工事を監視する必要があろう。

06/3/6関電が京丹後市に建設予定の久美浜原発を断念したと言うニュースが有った。地元の反対による。此の地元
の選択が正しい。しかし関電が一度狙った獲物を容易く逃すとは思えない。決して諦めずに隙を見てまた手を替えた計
画を持ち上げて来るに違いないので地元は用心すべきである。

■関東・・・・・・・

■関東大震災・・・・・・・大正12(1923)年9/1日am.11:58分、関東大震災(下記参照)により東京は百数十ヶ所
から出火して水道管は破裂し、停電となり、3日3晩燃え続けて東京市内の80%が焼け野原となり、約23万人の死傷
者となった。よって9/1が「震災記念日」「防災の日」となった。震源地は神奈川・根府川だった。

其の82年後の今、再び同規模の地震があれば被害額が112兆円に及ぶと心配されている。特に東京東部は地盤が
弱いので液状化し易い。其処を多数の地下鉄が通っているので大変に危険な地帯です。

占い師の細木数子先生は「風呂の残り湯は残して置くように」とアドバイスしているが、筆者からも一言すれば、ビルの
谷間を逃げ惑う場合は是非座布団を頭に載せて下さい。都会人がガラスの館(高層ビル)を好んで増やした因果によ
り、今度はガラスの雨が凶器の雨となるでしょうから。

環頭太刀・・・・・・・古墳に埋納されている副葬品の一つに環頭太刀があり、今までは「武人のもの」と解説されてき
たが、此処では異論を述べる。其れに関しては別項の矛(鉾)、及び「弋」(カ=ヨク・イキ)を参照されれば納得される筈
である。環頭太刀の環頭とは、柄(握り部分)に大きな頭が付いた太刀である。

また太刀と言っても其の刀身は所謂「直刀」であり、両刃の剣であるから戦闘的な兵器としては使いにくく、また例え使
ったとしても殺傷能力は低い。とすれば、そのような実用性のない重いものを当時の人たちが引っ提げて持ち歩くと想
定するのは無理があるので、此処で別の解釈をする必要がある訳です。

結論からいえば、人を刺す物ではなくて土刺し機でした。何故、土を刺す必要があったのかと言えば、標識を立てる為
でした。祭りの幟です。今の神道祭式では聖域を標すために四隅に篠竹を立てて、注連縄を張り巡らしますが、古代の
祭式の第一は天文観測の為の壇として東西南北の方位を確定して四方と四隅を印す事でした。

その為に定点と四方・八方に幟を立てました。でも土は固いので、先ず地上に剣(弋・鉾・太刀)を突き立て、柄の筒状
の部分に幟の竿を刺したのです。昭和59年に島根県の荒神谷遺跡から一度に358本も発見された青銅製の銅剣の柄
にも筒状の穴が開いていました。それも、無論、武器ではなくて祭具(神器)として役割でした。

其れに対して環頭太刀の場合は筒状の穴がない。其れは頭を槌で叩いて地面に打ち込む為でした。何れも武器では
なくて、祭式用の祭具でした。要するに穴あけ機です。ただ祭りが終われば引き抜かなければならない。そのために鍔
(つば)がある。鍔は、頭を叩き過ぎて、地中にのめり込む事を止めるストッパーの役割もあった。

と同時に、祭りの後で引き抜くときに、此処にパールを差し入れて、梃(てこ)の原理で太刀を引き抜く為でもあった。


関東の地層・・・・・・・日本列島は全体的に年間1mmづつ隆起しているが、関東地方は例外的に大きな陥没地帯で
した。特に東京は200万年前から陥没が進んでいたので、譬え其処に古代文明が有ったとしても考古学的発掘で其
れを明かすのは無理である。特に縄文時代は海進によって殆どが海底でした。

其処へ富士山の噴火で火山灰が積もって関東平野になったが、江戸城が作られた頃はまだ湿地帯が広がっていた。
その後の江戸が大都市に発展したものの、1923(大正12)9/1には関東大震災(M7.9で死者不明14.2万人)と
なった。そして05/2/12には都内の北区で温泉掘削作業中に火災事故となった。

此れは地下1000mに溜まっていた天然ガスが噴出したからでした。今の都心部はビル群になっている。此れは大阪
でも同じですが、何れも「砂上の楼閣」です。

関東武士・・・・・・・・かつて関東から東北にかけては、広い平野を利用した馬の産地であり、流鏑馬や犬追い物、其
れに笠懸(的)などは関東武士(騎馬武者、鎌倉武士)に所縁の伝統となった。「一遍上人絵巻」には、当時の関東武者
の暮らしが描かれている。彼らは領地で弓矢八幡を祭り、武芸に親しみ、其処を「一所懸命地」として守った。

領主−地頭−惣領−郎党−下人・・・と言う階級社会の中、惣領は男子・長子相続制によって農業経営をしたのであ
る。北条泰時の「御成敗式目」では土地を重視し、地頭には年貢を納める義務を課している。地頭は東国から西国に
赴任し、「いざ鎌倉」の際には直ぐにも駆けつけられるように鎌倉街道が拡張された。

だが、領主と地頭との取り分が争われて「下地中分」の裁量となって行く。地頭は、用水路の拡充や二毛作の拡大など
に尽くしたからである(以上は、04/11/24のNHK教育テレビより引用)。

かんな・・・・・かむな、仮名。神名。大工道具の鉋。本来は甘南備などの「金奈流し」つまり蹈鞴(タタラ)からのもの。
其処から鉋や「神名」になった。「かむな」以下を参照。

かんな・・・・・・鉄の事。かむな、カンナと言えば大工道具の鉋があるが、其れは鉄の刃を代弁した言葉である。日本
は古来、火山国であり、このため砂鉄がふんだんに有ったので、世界一の冶金(タタラ)と産鉄(カンナ)・鋳物師(湯な
がし)・鍛造(焼き伸ば)・可鍛(焼きナマシ)・・・などの技術王国でした。

今も各地に金山と呼ばれた山が散在し、或いは神奈川とか甘南備山があり、鉄輪とか佐備、多々良と言うような地名
が残るのは、何れもこのカンナに由来するものと思われる。但し、鉄の事を日本ではクロガネとか荒金、悪金とも言っ
た(「青銅器」を参照)。

かんながら・・・・・・かむながら・随神、惟神。神代からのまま、神意のまま、神の誠の道、古神道。

かんなぎ・・・・・・神子(みこ)。男の神職を巫(おかんなき)と言い、女性の其れを巫女(みこ)、または巫女(めかんな
き)と呼んだ。

かんなづき・・・・・・かみなづき。神無月とは旧暦の10月の事である。しかし西暦になった今も10月をイコール「神
無月」と注釈しているのは間違い常識である。順番数字の一面ではそうであっても、神無月の時期は今の11月の頃を
言ったからである。

この神無月を「雷が鳴らない」時期と理解し、或いは神去り月とか「かみなしづき」とも言うが、出雲では神在月とか神有
月とも言う。何れにせよ、西暦にすれば11月(旧・霜月ではない)の時期でした。

かんなび・・・・・・かむなび。神名火。大和の三室山(三諸山)、其れに飛鳥や竜田などは甘南備と言われ、其の他
の地方にも甘(神)南備、神奈川、神鍋などの地名が散在し現存する。そうした名の付く所は現在、「神を祭る山とか
森」だったと考えられているが異論もある。

コニーデ型の綺麗な山裾が甘南備と呼ばれ、或いは上記の「かんな」のように、炉(タタラ)から出る火煙りと言う説もあ
る。

▲カンナメ・・・・・・神嘗祭。カムニ会。古くは渡会のニイナメと言い、旧暦9/16〜17に内宮、次に外宮で行われた。
天皇が其の年の新穀を伊勢神宮に奉る祭りで明治22年からは10/17日に行われたが、今は国祭としては廃止され
た。

ただ宮中で遥拝の式、及び賢所の親祭を行い、皇大神宮並びに豊受大神宮に幣帛及び荷前の調絹などを奉る(「にい
なめ」を参照)。

環日本海文明・・・・・・・・東南アジアの地図で日本列島を見る場合に南北をひっくり返して見れば分かるように、日
本海は言わば「地中海」であり、日本列島は離れ島ではなくて大陸の一部となる。とすればかつて環日本海文明や言
語があったと想定できる。

其の傍証が声調言語です。縄文人は音調もアクセントもない言語だったと想像出来る(関西弁を参照)のに対して此れ
は音調とアクセントのある言語です。同類にはチャイナ弁、タイ弁、ベトナム弁、南朝鮮弁・・・などがある(05/4/1
のNHK教育TVより引用)。

古代のルートとして北廻りルートがあり、今も旅客機は北廻りコースがある。此れは危険で遠回りなシルクロードのルー
トよりも安全確実なルートでした。タタール(間宮海峡)からアムール川(黒竜江)ルートである。この方が安全かつ早か
った。

所が弥生時代や三国時代には大陸の戦乱から逃れてボートピープルとして大挙して渡来した人々がいて瀬戸内海の
ルートで関西にやって来た。彼らは稲作と漢字とこの声調言語を広める事となった。こうして奈良を中心とした近畿と四
国北部に関西弁が広まったのだろう。

このため日本人はシルクロードを通じて万物が渡来したと信じているが、其れは誤解である。特に環日本海文明の要
の日本から北廻りコースで日本から長期間、ヨーロッパへ先進文明が伝わり広がっていたと思われる。

▲神主・・・・・・本来は神そのもの。つまり御柱、または位牌を言ったが、やがて世襲で其の神(祖神)を祭る御子や禰
宜まで神主と呼ばれ、今は其れを祭る立場の神職者(別項を参照)まで神主と呼ばれている。

観音(観世音菩薩)・・・・・・観音様は仏教の神になる以前、神代に於いて日本から今のヒマラヤ方面にお隠れにな
った女性と言われる。其れがシナ伝説の西王母であり、それに対して日本が東王夫の位置づけ(関係)となる。其れは
古鏡の多くにこの関係が描かれている点からも言える。

観音様の由来は、天照大神の姉の伊豆能売神であると言われています。ただ仏教的には今のように変化しました。何
れも大慈大悲の観音様でありますが、聖徳太子所縁の法隆寺には救世観音も有ります。ただ一般的には前世の業に
より衆生が迷う六界を分担する。六界とは地獄、餓鬼、畜生(以上を三悪道と言う)、修羅、人間、天上を言う。

此の六界を各々救うと言うのが六観音である。地獄を済度する聖観音、餓鬼を済度する千手観音、畜生には馬頭観
音、阿修羅には十一面観音、人間を済度する准(ジュン)胝(テイ)観音、天上には如意輪観音である。それ以外は先
の観音の変化であると思いますが、日本は一神教ではなかったので、万能の神仏はなかった。

以来、仏教のみならずキリスト教もマリアとして、或いはヒンズー教も観音の形を伝え、日本では仏教の各宗各派が何
らかの形で観音様をお祭りして来た。しかも彼女は天上世界から直接、この浮世の俗界まで自由に行き来される有り
難い存在として、広く庶民にまで信仰されています(「補陀洛渡海の実態」を参照)。ただ物証は少ない。

一般に言う観音経とは法華経第25品を言う。この経典については飛鳥時代に伝来した。以来、現世利益を求める人々
に流行して急速に広まった。最古のものとしては06/3/9に明日香村の石神遺跡で観世音経の一部が天武天皇時代の
写経木簡として発見された。

平安以後は西国33札所など巡礼も盛んになった。仏像では斑鳩町の法隆寺の651年銘の観音菩薩が国内最古と言う
(後半部は06/3/10の朝日記事より引用)。

また機織は無数の糸をクモの巣のように室内に張り巡らせて行う作業です。奈良興福寺の不空羂けん索観音もこうした
織物を織る方(天皇や皇后)の肖像だったと見られている(六観音、六道を参照)。

観音詣で・・・・・・・日本では昔から毎日のように縁日や祭りが続けられて来ました。例えば古来、「観音詣で」は1
日から30日まで毎日の縁日が決まっていた。此れは30日秘仏とか三十日仏名とも言われた。

先ず1日は定光仏、2日が燃燈仏、3日は多宝仏、4日が阿シュク仏、5日は弥勒仏、6日が二万燈仏、7日は三万燈
仏、8日が薬師仏、そして9日が大通智勝仏、10日は日月灯明仏、11日は歓喜仏、12日が難勝仏、13日は虚空蔵
菩薩、14日が普賢菩薩、そして15日の十五夜(満月)には阿弥陀(八幡)様。

次の16日が陀羅尼菩薩、17日は龍樹菩薩、18日は観世音菩薩様、19日が日光菩薩、20日が月光菩薩、21日は
無尽菩薩、22日が施無畏菩薩、23の二十三夜尊(得大勢至菩薩)、24日は地蔵菩薩、25日は文殊菩薩、26日が
薬上菩薩、27日が盧遮那仏(ルシャナブツ)、28日は大日如来、29日が薬王菩薩、30日は釈迦如来だった。

(「日本の年中行事」金園社より引用)。旧暦では31日目はなかったので30日で完結した。そしてこの種の縁日の10
日は金毘羅様、そして15日は八幡様。16日が閻魔様、21日はお大師様、25日は天神様、28日は不動尊に重なっ
ていた。此れが神仏習合の表裏でもあったのです。

▲旱魃(干ばつ)・・・・・・雨が降らずに干上がる事。

旱魃時の食料対策・・・・・・今既に豪州など世界各地で干ばつがあり今後は中国も干ばつが広がりますからなる
べく商品作物の栽培は避けるべきです。森の木をご覧になれば分かる通り、時間をかけて人手を掛けずに育った自然
の山は、標高が高くてしかも水利の便が悪いのに何時も元気です。

ですから人類は大陸式稲作及び遊牧式近代科学に学ぶよりも、此のように、もっと以前から存在する先輩である自然
から学ぶべきでしょう。植物の生産は人類ではなくて月が司ります。人類は自然界を育てるよりも収穫か収奪ばかりで
した。

此れを反省して草を植えて平べったい単作耕作地を広げるのではなく、立体的で多様な植生の森を生かす事が残され
た最後の農法かと思います。次に海の場合も干ばつに左右されるでしょう。例えばカスピ海やダムが干上がります。川
から下って来るプランクトンが減りますから魚介類も減るでしょう。

次にhttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa2609567.html「教えてgoo」からogasawaraensis さんの解説を引用する。----農家で
なければ自力での食料確保は難しいでしょう。我が国では幾つかの法律により食糧の生産体制を支えています。例え
ば食管法に基づくコメの備蓄であったり。

ジャガイモの種芋やサツマイモの流通に科されている制限などです(例えば代替主食として有名なサツマイモは、コメに
比べて土地を選ばない上に少ない水と時間で収穫できるし、茎や葉も食べられる、)。

「平成の米騒動」の際には、翌年の種籾が不足した(生活費のために種籾の一部まで売ってしまった)地域があり、沖
縄県石垣島で(石垣島における通常作付けよりも)早い時期に稲を栽培・収穫して種籾を確保したと聞きます。
乾燥に強い植物を育てる(種や生産技術を準備しておく)なども含め、これらには相応のコスト(税金)がかかります。

このコストは掛け捨て保険のようなもので平時には国民の理解が得られず、また役人などが無駄遣いをしがちです。
ですから農産物に関して言えば、「税金を納め、納められた税金を議員や役人が無駄遣いしないか見張る」のが一番
の対策ではないでしょうか。

水産物に関しては、No.1の方の回答のとおり、河川の影響を受けやすい沿岸部(特に内湾部)での漁獲量は大きく減る
でしょう。しかし海洋での食物連鎖の基点には海洋深層水やさんご礁もありますから、南洋や遠洋漁業への影響は小
さいのではないでしょうか。

漢方・・・・・・漢方と言えば、一般には「漢方薬」の事と決め付けるが其れは誤解である。本来は東洋医学の中で言
う日本古来の和方に対する漢方であり、何れも方位学の一部でした。従って薬事とは別だった。さて西洋医学は部分
部分の検査を続けるが全体を見ないのに対して、漢方では全体の流れを見て診断する。

例えば全体を方位で、または経絡秘孔と言う経路を見る。其処に神経が走り、血管やリンパが通って全体を循環して
いるからである。そして要所要所には少なくとも361ヶのツボがある。ただツボは個人差があって一律ではない。この
ため触診して確認する。其の次に鍼灸按摩などの治療をする。

西洋医学は検査ばかりで中々治療せず、診断書一枚で5000円を取るが、漢方の場合は検査が少なく治療が主とな
るので有り難く、料金も安いし、西洋医学よりも治癒率が高い。にも関わらず一般の認識が低いので敢えて言えば、全
国に約80の専門学校があり、3つの国家試験が有る。医師の承諾が有れば保険治療も効くのである。

漢方薬・・・・・・日本の少彦名命の子孫がシナに渡ってやがて紀元前後に神農を出した。彼は「神農本草経」を残し
たが、此れは薬草の生薬としての効能学でした。其れと略同時期にギリシャでも「ギリシャ本草」と言う薬物誌が出た
が、この場合は言わば分類学でした。

漢方と西洋医学との本質的な違いは、漢方が健康増進を目的としたのに対して、後者は対症治療である。漢方はよっ
て「医食同源」を言う。こうした2000年の実績のある和方・漢方を蘭学主義を採った明治政府は認めず、漢方医を廃止
した。だが西洋医学の特に薬学は100年程度の歴史しかないのであり、薬効よりも副作用と薬害ばかり山積させた。

例えばサリドマイドやアレルギー疾患を解決出来なかった。その反省から現在、日本の医師の七割が漢方薬を用いて
いる。ただ本来の和方・漢方が薬物ではなくて方位だった事に多くがまだ気づいていないのが残念である。

官僚・・・・・・戦前と戦後の官僚を比べれば戦前は有能だったが戦後は無能化した。其の原因は例えば教育の成
果である。戦後の教育は資本家と労働者を二極対立化する共産主義のイデオロギーで洗脳するものだった。其処で育
った彼らは今や見事に搾取する立場を確立した。

冨を一極管理・独占して再配分する権力を持つ貴族化に成功したのですから無能とは言えないが、国民の側から見れ
ば行政は無能となった。官僚は公共の場である政府の組織を私物化し、国民を食い物にするだけの存在になったので
すから行政は無能化された事でしかない。

言葉を替えて言えば、官僚は「規則を一杯作る人」である。国民や社会のためではなくて多くは自分たちの仕事を楽に
したり保身を図る為にである。自分たちの仕事をやりやすくするのが合理化と組織化と心得る人達。縄張り(権益)は
広く取り、それに見合う予算をより多く取るが実質的に仕事はしない。

しなくて済むように、また事故となったら責任を回避するように、規則を整備して地位に安住するための規則である。規
則は時々改正するが、其れは高い地位と大きな権限とは全く逆に、網の目をもっと細かく再分化する事であり、縦割り
の職責を狭く狭く絞って責任を軽くするためです。

こうして規則の山を作り、誰も手が着けられない機能不全の職場にして製糞ロボットでも遊んでいられる空間を広げる
ためです(「天下り」を参照)。

国家公務員と地方公務員(別項参照)の人数は併せて399万人。人件費は8.6兆円と28.9兆円で併せて37.5兆円に達
し、国家予算の78兆円の半分を公務員の人件費で食い潰している事になる。しかも官公庁の全職場にタイムカードが
なく、自主申告で遅刻は当たり前、と言う状況(06/4/15abcTV)にしている。

因みに特殊法人と言う隠れ公務員も含めた実数は人口1000人当たりで米国の81人、フランスの96人に対して、日
本は35人であると言われるので単純計算では少ないとも言えるが、各業界の隅々まであらゆる面で官僚化と硬直化
が目立つのが日本の実態である(「官」「官僚」「公益法人」を参照)。

また官僚は特別会計と言う予算を国会の目の届かない所で独自に運営して各方面で大幅赤字を出して来た。更に日
本はODA(別項を参照)として此れまで32兆6000億円を出した。此れも問題ばかりである。国民も議会も手出しできな
い所で外務省がやっている。

官僚体制・・・・・・祭り事は古来、祖先を人が祭る貴い行為であって、人が神の上に立つ事はなかった。人の上
に立つのは祭主であって、宮事に仕える官吏は常に「黒子」、もしくは下僕だった。所がシナの律令体制を真似て以
来、渡来系が国政を牛耳るようになり、国民から遊離した独善的な官吏社会として貴族化した訳である。

彼らに利権が凍み付くようになったのは、其れまで公民をオオミタカラとして来たのに対して、大和朝廷以来、「お上は
善、民百姓は悪」と言う歪めた観念に立ち、また「知らしむべからず寄らしむべし」と言う構図に仕向けたからだ。

従って彼らは神と人、もしくは人と官とを主客転倒の逆の論理によって敵対関係をこしらえ、しかも上から下を押さえつ
けて支配し、更に民を「取り締まる」と言う転倒した図式にしたままで今もって押し通そうとする。それも国家が危急存亡
の時期なら止むを得ない。或いは祭政分離の弊害がまだ出なかった明治と昭和初期には例外的に許された。

この時期には一時優れた官僚も出たが、現今は違う。平和な時代は民主化が適している。でも彼らはまだ例外を押し
通しているため問題を大きくした。彼らは行政全体を縦割りで独占して既得権化し、或いは利権構造を支配して民間に
タカる乞食根性の上、其の責任の全てを「会議」と言う看板の下に置いて結果責任から逃げる仕組みにした。

しかも在職中に公然と「天下り先」を育てて箱物を建て、辞職後には其の箱へ当然のごとく「天下り」する。こうした役人
天国を下界から見上げれば、選ばれた公僕や公務員ではなくて、国民を食い物にする、金権腐敗の無能な輩か、悪人
の巣窟でしかない。

従って外交、拉致問題、軍事、領海侵犯、犯罪の摘発、教育、或いは厚生省のエイズなどの感染症や疾病対策、国民
の健康増進策、保険年金事業、其れに国土交通省の道路行政、或いは農水省の農業、大蔵省以来の金融、経済産
業省の経済対策、其れに環境省や役場のゴミ処理・・・・・など、どれ一つとって見ても何一つ満足に出来なかった。

そのために彼らは人件費だけで毎年40兆円も費やしているのであるから非効率であり、其れを許している日本国民
は世界でも比類なき「お人良し」だ。例えば年金だけ見ても、国民の積立金が236兆円あるが、其のうち6兆円を株式投
資で失ったのは国民ではなくて彼らである。だから彼らが責任を取る、と言うのではない。

逆に支給額をダウンし、値上げのための「改革をする」と言うのだから驚く。国の財産を預かる役人は「入るを図って出
るを制する」のが当たり前である。一般家庭の主婦であっても収入に応じて家計を立派に切り盛りしている。其れが一
人前である。

お役人に其れが出来ないなら半人前だし、公僕失格者である。心掛けがなってないから何をやっても下手くそとなる訳
で、それならアッサリ手を引いてくれれば国民にも光明が訪れよう。

だが、金に目がくらんで彼らは既得権を絶対手放そうとしないのみならず、寧ろ、「出来ないのは予算が足らないから
だ」と開き直り、「もっと寄越せ」と言い続けて巨大な魔窟とした。彼らが落第生であっても、キッチリ出来ている事が一
つだけある。

其れは一貫した論理も正当性もなく、無理矢理増税を重ねてムシリ取る徴税事務であるから嘆かわしい。この様に、民
主主義国家と言う偽看板の下で、反対給付もないまま、善良で優れた主人に対して拙劣な彼らが負担ばかり掛けてい
る。

要するに税金をムシリ取るのみならず、無能で厄介な家僕であるが、その上に横柄であるからやりきれない(「増税構
造」を参照)。政治家、軍人、官僚、法曹界は先の大戦で惨敗したが、其の中で軍人だけに責任を負わせて文官は逃
げ切った。その後も彼らは無責任のまま、今では毎年赤字国債を乱発して誰も責任を取らない。

そうして今や遂に719兆円(2004年度末)の赤字財政とした。この様に彼らは人民を苦しめ、国を危うくしているが、
その元凶は彼らロクデナシの仕業であって神や人民がした所業ではない。彼らが奉仕の精神で名誉職として無給で働
いたのなら其れも許せよう。

所が無論そうではなくて人民に倍する高給取りを続けて、しかも保身をのみ図り続ける状況ですから今は国民から批
判と怨嗟の声が上がって当然です。赤字なら、民間では厳しいリストラとなるが、官吏は其れを一切拒んで逆に、国民
からもっと多くを巻き上げる算段として消費税値上げを企むだけだ。

H4年4月の公務員は33万人と発表されているが、実は111万人であり、人件費は11兆円を越える。税収の1/4が
此れで消える訳だ。公務員のコストに戻れば、H15年現在、官僚の理事、監事職への天下り先は580団体に及ぶ。
その上、国と地方を合わせた人件費は年間40兆円に上り、此れだけで国の歳費の大部分を浪費してしまう。

実際の所、一人平均1000万円の優雅な給与である。お役所とはよく言ったものだ。此処は、役場とも言うが、要する
に役人ではなくて、役者がいるのだ。彼らは公民に対して真っ当な責任は誰も取らない。

一々切腹していたらキリがないから、一座の為に太鼓を持つなど、一芸を披露したり、一役を演ずる厚顔無恥な芸人
や役者が大勢いるのが役所である訳です。なので大騒ぎしたり切腹を演じる芸があれば良い訳です。だから口数だけ
は多いが「頭数」が足りない

一人前の官吏なら定数だけいれば良いが、半人前の官吏は無能だから組織をアミーバのように増殖させた。だが仕
事は出来なかった。数が増えれば調整が取れなくなりロスが増える訳で、実際、国民のために働こうとする官吏の頭数
は二割に満たない。

つまり口数の多くはブラ下がりか保身で動く徒輩に過ぎないから国民にとってはコストに見合う効果がなくてロスばかり
だ。だから彼らが「国際化」を言うなら先ず真っ先に非効率な自分にメスを入れなければならない筈だが、官僚システ
ムは其の圏外としてリストラも合理化もなく、最も腐敗してダニ集団のような存在になってしまった。

其れに今は「公共工事」が悪玉にされ、或いは「議員定数」が毎度云々されているが、実は正義面して国費の半分を食
巨悪が此処(官僚体制)にある。だが此のような駄目な官僚体制でも寧ろ「聖域」としたり、或いは利権組織としている
のに此れを崩せる政治家を一人も出せないのは、国民自身の意気地なしにある。

其れは国民の持つ古い「お上」信仰や「寄らば大樹の陰」の誤観念からであろう。聖ではなく、利権屋や芸能人に投票
するからだ。

静かに真実を語る聖よりも、テレビ・コマーシャルのように快い響きのキャッチフレーズで語りかけて酔わせる芸人に投
票したからであり、或いは街宣車を使って煩くガナリ立てる陳腐な選挙に組織や縁故で投票行動に出るからである。
言わば自業自得で裏切られ、騙されるために多数が投票行動に動員され続けたからだ。

其れが官僚体制を此処まで疲弊させ、弊害とした一因であろう。かつて「行革」が叫ばれたが既になし崩しにされた。今
こそ其れが必要な時である。にも関わらず「地方高・国低」の状態である。国も地方も瓦解寸前であるのに彼らは官民
格差を拡大させて平然とし、「親方日の丸」の極楽トンボである。

彼らは其れでも国民を今後も続いて管理し、住民を食い物にする収奪システムに乗せる事しか頭にない。しかも組織
の核にパソコンを導入し、或いはロボット化を進めている。特許庁なども事実、多数の案件をロボット処理している。で
も其れが進歩であるとは言えない。

確かにスローモーからスピード化にはなったかも知れないが、彼らは自分たちが楽をするために、しかも責任逃れの為
にロボット化したのである。機械では判断出来ない裁判や審査と言う業務にはロボットではなく人の判断が必要であ
る。従って其れまで税金でロボット化したのは弊害しか生まない。

或いは巨費をかけて進めた住基ネットも住民の役には立っていない。寧ろお役所の情報管理の杜撰さと怠慢から情報
漏えい問題として多発して来たのは周知の事実である。こうした搾取と略奪のみならず彼らはへまが多い。例えば「イ
ラクへの自衛隊派遣と人質事件」では国際貢献した人質(親善ボランティア)をこき下ろして「自己責任論」を乱発した。

其の上、頼みもしないのに帰国に向けて航空機を出して其の費用を請求すると言う態度に出たし、スマトラ津波でも日
本国民を救援したのではなく、費用を要求したのである。彼らの頭は狂っている。だが彼らは逆に、「官が税金を使って
する事は善・正義」であり、其れに対して「国民が自費でする事は悪だ」、と頭から見下しているのである。

実際は其の逆なのだ。今の官は威張っていても要するに人間ではなくて、事実として米国製のロボットか、税金を糞に
変える「製糞機」でしかない。何れにせよ、彼らの殆どは国民が尊敬すべき存在ではなくて犯罪者集団かダニ集団であ
り、そうしたのは、祭政一致の祭り事を放棄したツケである。

其れを国民が我慢しているために即物的かつ動物的な彼ら巨悪の口数をアミーバのように増やしたとしか言えない。0
4/8/4の毎日新聞では厚労省の保険課職員150人が業者から14500万円の監修料を取っていた事を暴露した。
だが此れは氷山の一角であり、公務員が「寄生虫」とか「国賊」である事は疑いない事実である。

しかし其れを公僕達が恥辱と自覚したなら、自ら進んで罰を受け、例えばボーナス(年末手当・夏季手当て)を返上すべ
きである。社会の通念は、赤字ならボーナスはないしリストラが当然であろうが、彼らは世間の常識からは治外法権的
に例外だ。

公僕でありながら巨大赤字を積み上げ、公然とボーナスも取って来た事をもっと厳粛に受け止めるべきであろう。其れ
を指弾されて尚、開き直った大阪市労連などは最早許してはならない。彼らのようなエゴの蛆虫を食わすために市民
は泣かされて来たのである。殆どの官吏が今こそ全員辞職すべきなのだ。

このように書けば無能な俗悪官吏たちからイヤガラセの覆面ゴミメールが当方へ届くだろうが、勘違いしないで貰いた
い。国民は税金を払っているのにあらゆる面で今まで被害を受けて来たのだ。

の醜悪な今の利権体質に無反省で其れを批判する国民があれば寧ろ感情的に逆キレする状態であるなら、其れは
ツバ行為であり、直ぐに自分に落ちるだけで今の事態を何も良くしはしないだろう(「労働価値説」を参照)。
       
▲還暦(かんれき)・・・・・・生まれた年の干支が再び還ると言う意味で数え年61歳を言う。10干と12支を組み合わせ
ると、61年目に元に戻る。因みに古希・喜寿などについては「年祝い」を参照。

▲かんわ・・・・・・
▲緩和・・・・・・



次は
または・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ●○◎□◇■◆△▽▲▼☆★●■
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