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     日知り事典      地揺るぎ2

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ちゆるぎ2 ● ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ● ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 

地揺るぎ内的要因(人心による)・・・・・11/6、天皇皇后両陛下が被災地を訪問された。だが天皇は現人
神ではなくなったし「御幸」でもないので地震を和らげる力は無い。従って其の時も大きな余震が起きた。被災地は天皇
を担ぎ出す事で新たな予算を引き出す方便でしかない。

ただ被災者は天皇陛下と地震を同時体験して大きな感動を味わったかと思う。両陛下のお人柄が被災者を元気付け
たのは良いとしても、被災者介護と復興で慌しい中に天皇や大臣など、偉い人がやって来ては、関係者にとって負担増
であって「大きな励ましも大きなお世話」かも知れない。

天災地変の中でも「地揺るぎ」は神の仕業の部分が大きく、人災と言える物は少ない。地球は生き物であるから動いて
当たり前であるし、月の周期にも大きく影響されるので人畜は甘んじて受ける立場である。ただ戦乱や政治的な混乱が
続けば震度は増幅するので人災となる。

其れに人災の大部分は土木建築上の手抜きや危機管理の落ち度、其れにお役所仕事の対応の悪さが大きく響く。
神の仕業の犠牲であるならば神の怒りであり、其の犠牲ならば神の演出を手伝う言わば配役ですから、因縁であって
も不幸中の幸いです。

この場合は、被災者たちが必ず家から出されて国津神やミズチ(地竜)に対して地にヒレ伏してお詫びをする役割りとな
る。皆さん、良い方ばかりですから、選ばれて日本を代表して今回は地神にお詫びしてくれているのかも知れません。
こうした地揺るぎの事象が起こるのは内在する要因と外在する要因があるからです。

その様に考えれば、この地域には此れまで先祖祭が欠落していたのかとか、過去世の因縁とか、自然の摂理とか、未
来の予兆とか色々考えられる。だが情報不足なので未だ即断は出来ないが、それにしてもテレビに映し出される避難
者の車が何れもピッカピカなのには驚いた。

此れは祭りや家より車を大事にする言わば「車族」であり、車族は遊牧系であり、従って家に入れず寒さの中で野宿す
る因縁を体験する事にもなります。車以外に交通機関が少ないと言う理由があるのかも知れないが、避難所を転々と
する因縁はこの現象以前に根っ子があるからです。

中越地震の有った地域は高齢・過疎地が多く、61の集落が孤立した。でも死者を出さなかったし、その後も近所の助
け合いで乗り切ったからエライ。其れに対して丹後ちり緬の伝統産業の加悦町が不況に晒されていた中、台風23号で
大きな被害を受けた。小千谷市もソバと「小千谷縮み」の産地(40ヶ所)だった。

そうした地域が被災するのは気の毒である。また、山古志村の場合は闘牛の産地、其れに新潟そのものが米作地帯
であり、特に小千谷市の場合はコシヒカリの特産地でした。此処も「大規模農業化」を進めていたが、水が来なくなった
ので来年の米作は断念した。

此処はまた錦鯉の特産地となっているが、其れは政府の減反政策に沿って切り替えたと言うもの。今回は其れも40%
(101万匹)の大量死となった。「大規模化も養殖」も元々無理なのだ。其れに先の闘牛については、「角突き」と言い
換えても本質は変わらないので問題がある。被災した牛を救援すると言ってヘリで運び出した。

そう言う事は、本来の日本人ならしなかったろう。「牛たちを救出する」と言うなら自然に帰してやるべきだろうが彼らは
肉にする事しか考えないのか。其れなら遊牧民と同じ宿命を負う事になります。此処では年に一度、火祭りがあると言
うので言わば「星族」です。

ですから台風と地震の後は、冬となり豪雪がやって来る。そうした厳しい自然環境と対峙する生き方を自ら見せられ体
験する宿命を負う事になります。自ら選んだ生き方ならば、他人に泣き付く事ではない。彼らは薬剤や注射を打って、
物として連日、自分の下へ乱暴に運んだのですから、「牛の救出」ではなくて「財物の回収」にしか見えなかった。

中越は地震の後に19年振りの大雪となった。その後に雪が崩れ落ちて、其れ(中越地震)を報道した5月のテレビの
画面には地面の変貌・アバタ顔が広がっていた。見せた表土がアバタ顔であるのは先祖(ミソフ神)の表象である。

平安時代も同様に地震が多発したが、其れは人々が渡来の新興宗教である仏教(浄土信仰)に染まって、自分の先祖
の墓地も忘れ、先祖祭りをしなくなったからでした。今、このアバタ顔を化粧品で穴埋めする事も可能である。国の支援
金で長岡一帯を修復する事が出来るだろう。

でも其れは矢張り「借り物」である。本物の大地に戻すには、一人当たり32(みそふ)人の先祖がいて支えている事に
気づき、感謝すべき事をこのアバタが示しているようです。

内的要因(人災による)・・・・・鳥取西部地震の際の片山知事の対応は実に素晴らしいものがあったが、今回の新
潟県(泉田)知事は着任直後の事で初動体制に問題があったようだ。例えば、豊かな大自然の山や川があっても、守り
育てずに収奪にだけ走ったのではないか。だから山崩れで天然のダムになってしまった。

芋川流域を中心とした天然ダムは45ヶ所に及ぶ。普通の場合、堰き止めている土砂を爆破処理すれば簡単に流せる
と思うのだが、中でも敷地が川に変わって5ヶのダムを造ってしまった佐藤家では、村落を救うためにユンボで解体処
理を始めた。それ以外ではポンプアップに期待して時間を潰しているから不思議です。

川を堰き止めている土砂を早く爆破しなければ、濁流がダムに益々溜まり、一時に天然ダムが崩壊するだろう。今でも
下流の集落は逃げ場がなく、「何時崩壊するか」と不安な日々にあるのだ。甚大な被害を出してからでは取り返しが付
かないから急ぐべきだが、関係者はポンプを構えて呑気に待っているのですから実に不思議です。

もし崩落したら重大な責任を誰がどのように取るのでしょうか。そう思って11/8に国交省・防災情報提供センターと
「いさぼうネット」へメールしたが前者からは無視され、後者からは丁寧なメールが届いた。

11/22には、当会から防災情報提供センターへ、「国交省はボーサイボーサイと言って来たが、北川大臣のゴシサツ
(ご視察)だけで防災のお茶を濁すのか、現地に臨時出張所を設けて本腰を入れるべきだ」とメールしたのだが・・・・・
更に不思議な事として、中越地方は震災の後には「雨の一手引き受け先」となっている事です。

地震で崩れ掛けた所に追い討ちするように、連日のように多雨に見舞われては二次災害が心配です。被災者たちの
不安な気持ちを過剰に逆撫でするかのように中越地域が度々洗い流されているのはどうしてなのか。もしかすると、田
中角栄時代のツケが溜まっていて、今回は小泉政権の尻拭いまで代わりにする役割なのだろうか。

いや、そうではなくて、強震が続発した事は、原油高のおり、石油かガスをこの地にプレゼントするのだろうか。其れと
も火山活動で噴火して新島か温泉でも作ってくれるのだろうか。其れとも地上げがあってレベルアップするのだろうか。
山古志村は11/9時点で水深が18mだった。

其処からポンプで掻き出した結果、12/17には水深が8mまで下がった。このように1ヶ月以上懸かって10mとは情
けない。ポンプの排水量などは微々たる力なのだ。その間、もし一回の雨で水嵩が10mくらいアップすれば土石流とな
る危険が高かった。だが単に雨が少なかったので奇跡的に大災害を回避出来たのである。

中越では地震の後は長雨となり、歳末から寒さ、正月からは大雪となった。05/1/12現在、十日町では積雪量が2
25cmである。屋根が潰れるのを座して待つ住民はいかばかりであろう。こんな時にもV屋根なら心配ないのだ
が・・・・・

さてこの地震の意味は何か。少なくとも壊れた建物やライフラインの復旧で、言わば過疎化した所にとっては一時の活
性化にはなろう。ともあれこの地震はこの日の方位にプレートが動いたものと推定する。行政は地震や風水害対策・対
応の反省もない内にまた次々と問題を起こす。

他方では、「今後30年間の確率」と言う条件付で次の地震を予告し始めた。此れは地震学者の多くが「予知は無理、
東海地震に関しては可能かも知れない」と言い始めた事とも矛盾する。とすれば今まで予知に向けて巨費を掛けてや
って来た事は一体何だったのか、インチキ臭い。

さて、04/11/29日の午前3:32、北海道の釧路町で震度5強(M7.1)となった。標茶町では東南に、2cm動いた事が
分かった。此れは11/29方位の力が逆方位の東南に動かした事になる。続いて12/6には釧路の東の厚岸町で深
夜(23:15)に震度5強(M7.0)の地震となった。続いて同日午後また震度5?(詳細不明)の余震があった。

震源地は釧路沖と発表されたが、円暦で見れば、震源地は釧路市南方の北緯41°35′、東経145°21′の海域
と分かる。其処からタイムラグで一週間の間に三回もの地震を起こした事になる。次は根室方面が危険地帯となるも
のの、此れで一応終結と分かる。

其の先はオホーツク海・太平洋なので一年先まで地震の心配はないと言えるからです。だが中越は別だ。04/12/
30夜には宮城の気仙沼市で震度4(深さ80km)、続いて12/31には宮城の気仙沼市と歌津町で震度4となった。
震源地は宮城県沖、震源の深さは約80km、と発表された。

此れは釧路と中越との交点が平行移動して中越に再び近くなった事を意味している。

ちゆるぎ(地震)被災・・・・・・・・・シナでは古来30年を小変とし、100年を中変とし、500年を大変としたが、日本で
は地震が起こるたびに年号を変えた。凡そ改元が180回有った中で、その1/3は自然災害による改元と言われる。
古来「災害は忘れた頃にやって来る」ものです。

過去の例では宝永や三陸津波地震では189年後に何れも2万人前後、その27年後の関東大震災では14万人が犠
牲となった。宝永から85年後の寛政には雲仙普賢岳が噴火したが、対岸で津波により1.5万人が死者となった。

だが「地揺るぎ」の犠牲が大きいと言っても、其れだけ大掃除の働きと、大きなエネルギーを与えてくれる現象なので、
一方的に恐れる余り防災対策に努めても成果はない。地揺るぎが有っても被害としない為には、日ごろから山や生き
物を守り育てようとする共生の意識が大切です。

そうではなくて、自然からの収奪しか考えない世代が住めばやがて其処から追われる予兆が現れる。例えば明応7
(1498年、死者41000人)地震から戦国時代になり、慶長1(1596年、死者1100人以上)から度重なる地震で関が原の合
戦から徳川の世となり、また元禄地震では赤穂浪士の討ち入りとなった。

更に宝永地震(1707年、死者2万人)の後に善光寺、安政東海、安政南海地震となり、特に安政には地震が打ち続いて
明治維新となった。これは住民の大移動であり、世の変わり目の予兆現象でした。先の終戦直後1946年にも死者1330
人を出す南海地震が有ったが秘された。

南海地震は過去100〜150年周期で起きているが、予兆として毎回七回ほどの小地震の記録があるらしく、終戦直
後から58年目の04/9/5に震度5弱の地震が二度、和歌山と奈良南部にあったので、あと数回の小地震の後に大
地震となるのでしょう。其の場合は津波による二次被害と地下街の水没が心配です。

因みに阪神大震災に対しては復興費が16.3兆円(04.H16/12/26毎日新聞)かかった。だが見事に復興した
のは建物だけではないのか。兎も角、此れは関西だけの問題ではない。地球温暖化と共に噴火と地震が多発する。

南関東の地震の周期は凡そ200年と言われるが、関東大震災から81年たった現在、静穏期を過ぎて活動期に入り、
三宅島などの噴火も有った。地殻のマントルの熱が海水で冷却されるが、温暖化でその効果も低下している。のみなら
ずメタン・ハイドレートからメタンが発生して気化すれば激しい温度上昇を起こしたり、台風の活動を助長する

と言う説もある。阪神大震災の前年には、平年の回数を突出する38件の台風があったが、近年も台風の発生が多発
している。04年は記録的な猛暑となったが、10/22日の台風23号で既に最多の10ヶ目の上陸となった。また地殻
にヒビが入ればラドンが大気中に放出されるので雷の発生が増える。

関東大震災、阪神大震災、鳥取西部地震の何れも、其の前月から八ヶ月前に平年の二倍の雷発生があった。

平成7(1995)年1/17には阪神大震災となって6434名の死者となった。此れは野島断層が其の日1/17方位にズレ
たからであり、よって其の日の方位に当たる神戸市に大きな地震となった。原因は方位と月だった(満月だった)。い
や、人心が荒れていたのかも知れない。其の後、余震が続いたが、振り子のように円暦方位に移動した。

西宮方面に被害が拡大したのは方位ではなくて地盤の緩みと密集地のためだった。気象庁やマスコミは其の都度、
「震源地が移動した」ように報道したが、震源地は野島断層であって、其の現象としてタイムラグで各地が揺れたので
す。だが地震関係者は「原因は活断層だ、地盤が弱かったからだ」と何時までも解説している。

原因は天地の関係、つまり方位だった。地震や被害は現象化に過ぎません。また神戸市は其れまで(株)神戸と言われ
るほど、士族の商法が成功した模範となった。所が当時、非常食ゼロだった。阪神大震災では消防車が来ても、「水が
ない」として消火しなかった。一番肝心な時に無能だった。確かに燃やしてしまったほうが後片付けが楽かも知れない。

こうして同時火災で多くの人が犠牲になった。兵庫県には被災者救援法も無く、義捐金とボランティアの力がなければ
何も出来ず、後片付けも出来ず結局自衛隊に依頼したのだ。其の後、神戸などは毎年追悼式とか慰霊祭をしている。
07/1/17日は12年目であり、各地の寺では13回忌法要を営んだ。

だが此れまで首長など責任者が責任を取って辞めたと言う話がない。とすれば鎮魂にならない。死因にも火災と洪水
による違いもある。東京大空襲や阪神大震災では多くの方々が火と煙で苦しんで亡くなった。そうした御魂に対しても
決まってロウソクを灯し、線香を燻して供養になると思うのなら人間としては軽薄である。

お役所主導の慰霊祭などは大いに供養になるのだが、硬直化した貧しい発想の、感性のない職員によるロボット的な
機械的セレモニーで火を灯し、或いは「命の大切さ」と言う念仏を唱える様では御魂を弔う事にはならない。住民とお役
所の意識改革がなければ駄目である。駄目な首長と駄目な政府が駄目な業者を助けるだけだ。

其れでは「百年河清を待つ」ても防災にも減災にもならない。兵庫県と神戸市など、阪神大震災当時の行政の直接責
任者が責任を取らずに、県民の税金で何度セレモニーをやっても建替えても鎮魂は無理だ。責任者の辞職と水による
供養が必要となる。

それが無い為に6434名の尊い命を教訓に出来ないままでいる。教訓としないから前と同じ形で復興した。此処は「10
年後に復興した」と胸を張るが、其れは国の予算を使ってビルに建て替えただけであって、慰めにも自慢にもならな
い。人々の心は復興する筈もない以上、無理して建て替える必要さえ疑わしい。

地震国・日本の気候風土に合わない洋式ビル建築と渡来式の瓦屋根を増やしたのでは、此れも「百年河清を待つ」て
も人災はなくせないのだ。昔から日本では川の河原を広くとり、道には並木、家には庭を作った。今のように緑地の無
い町にビルなど建ててはならないのです。

庭のある家に助成をするのが当たり前なのに、政府は逆に狭い敷地の課税を安くして過密化を進めて来た責任があ
る。住民も緑を好みながら隣の樹の葉が落ちれば文句を言うような浅ましい人種が増えた。そんな不自然な町は災害
で早晩潰れる宿命になる。

災害の後には災害を餌にするように次々と○×防災や○×災害、○×救済・・・・・と言う機関や組織が出来たが、無
力な官僚の天下り組織を増やしただけなら意味はない。此処では建物24万戸が被害を出して住宅が破砕し、約5000
名の命を落とした。犠牲者の9割までが建物の下敷きや火災で亡くなった。

つまり直接の死因は建築物でした。だが、建築関係者がこれほどの命を奪った元凶であると認めて反省したとか、何ら
かの責任をとったと言う話も聞けなかった。寧ろ「大多数の倒壊建物がs56年以前の建築物である」との言い訳が多
く、しかも耐震建築に補強しようと言う場合は、只で修繕すべきであるのに、高額要求していたのです。

この様に、行政は地震や風水害対策・対応の反省もない内にまた次々と問題を起こすので住民は離れる。他方では、
「今後30年間の確率」と言う条件付で次の地震を予告し始めた。此れは地震学者の多くが「予知は無理、東海地震に
関しては可能かも知れない」と言い始めた事とも矛盾する。

とすれば今まで予知に向けて巨費を掛けてやって来た事は一体何だったのか、インチキ臭い。第一、何かと言えば「人
命尊重」を言うお役所が、活断層地図さえ情報公開しないのはけしからんではないか。税金を使って得た情報を納税
者から隠して独占するのが公僕なのか。

固定資産税の公平性からも、今の危険性からも此れは急を要する問題である。しかし彼らは小さな損得で公開拒否
続けているのだから防災を言う行政としても、一公僕としても恥ずべきである。其の点で米国は不動産業者に公開を義
務付けているからこの件に関しては日本よりも立派である。


中越地震・・・・・・・新潟では39年に新潟地震があったが、今回は04/10/23(土)18:00頃から小千谷市・長岡市・
十日町市・川口町・山古志村・・・で震度6強(川口町では一時震度7)の揺れが相次いだ。台風21〜23号でたっぷり
水を吸った所へ地震となった以上、その後も警戒するのがお役所の立場でした。

だが、この日のお役所は土曜、しかも時間外のため初歩的な危機管理能力も欠落して、夜間に入った事も有って、被
害の状況把握も住民への対応も的確な誘導や救援も遅れたようだ。新幹線が脱線したが、乗客150人に怪我がなく、
不幸中の幸いでした。

創業以来40年で初めての事だと言うものの、此れも「安全神話」の崩壊、つまり科学万能を過信して傲慢になった関
係者への警告になれば幸いだ。地震となれば列車は止まっていても脱線する。走っていれば脱線して当然なのであ
る。ただ今の技術では其れを防止できないのに「安全神話」を売りにして来たのが問題です。

阪神大震災では多くの倒壊家屋があったのに比べて、中越地震では其れが少なかったと言われる。阪神圏の建物は
防風のために屋根を重くする構造になっていて、其れが為に倒壊が広がった。其れに比べて中越地方では、基礎が高
く、しっかりしていた事と、豪雪対策として軽い屋根にしていたからだと分かった。所が道路が各地で被害を受けた。

道路の基礎が「切り土」ではなく、盛り土で体裁だけ作っていた所が流動化で被害拡大となったと言われる。道路網が
ズタズタになったとは言っても、警察無線か携帯電話がある現代に、緊急情報さえ集まらないお役所では存在意味が
ないだろうが、地震直後の各市の職員は、マスコミの質問に対して「状況が何にも分からない」と言う有様だった。

一般電話も携帯も、行政無線も消防無線も使えず川口町は通信途絶で孤立した。そうした時のために新潟県では衛
星利用の防災無線を設置していたが、電源が入っていなかったなどの初歩的ミスで19の市町村で使えなかったと言う
から驚くしかない。

水道管は破裂して断水、道路は陥没し、橋も落ちて交通網が寸断され、一般電話も不通となっているのに其の状況に
深刻さがなかった。だから死傷者の救援も遅れたが、火災が少なかったのは不幸中の幸いでした。大震災だったのに
被害が少なかったのは此処が大都市ではなかったからだ。

この地は176年前の文政11年に三条地震があって1400人余りの死者を出した。そして1946年の新潟地震では2
6人の死者だった。そして今回は毎日被害が拡大して遂に39名(11/43現在)の死者となった。今回の特徴は加速
度であると言われる。

地球の自転の加速度を980ガルとすれば、阪神大震災が818ガルで、この「中越地震」の場合は1725ガルと251
5.4ガルだったと言うから阪神の三倍も有った。にも拘わらず家屋の倒壊が少なかったのは不幸中の幸いでした。た
だ直下型(逆断層型とも言われる)地震であり、震源の深さが10〜20kmと浅かった。

ともあれ1ヶ月は余震が続くと予想された。その後の3/17のメルマガ「いさぼうネット」によれば、国土交通省河川局
砂防部保全課が平成17年1月13日に発表した、新潟県中越地震により発生した斜面崩壊の発生状況のとりまとめで
は、計3791箇所の斜面崩壊が発生しており、そのうち362箇所が崩壊幅50m以上の規模の崩壊でした。

これらの雪の中に隠れていた被災斜面が融雪とともに顔を出します。どのように変わっているのか・・・・・と有る。
宮城沖地震でも余震が1ヶ月続いたらしく、今回の場合も余震が不安と言う事からその後、避難民が10万人を越え
た。其処で政府は「毛布1万枚を緊急手配した」と発表した。

だが、冬には豪雪地帯となる此処に対して其れで足りるのだろうか。因みに04/11/20現在、被災地の避難者は7
300人にまで減った。被害が拡大し続ける中、当面、「水、食べ物、簡易トイレ、避難所、毛布、コンロが足りない」と言
う。

11/23現在、川口町・小高地区の住民が村内に集団移転となり、また棚田と錦鯉と闘牛の山古志村は長岡市へ全
村(住民2200人)移転となった。政府は此の惨状を中途半端なまま放置して、相変わらず北朝鮮にコメ支援をしたり、
中国にもODA援助し、自衛隊のイラク派遣も続けるのだろうか。

そうした為政者の愚策のツケがこうした形で噴出する事も有るのです。ともあれ此れからは全て、お役所を当てにしな
い覚悟が必要である。何かあっら直ぐ義援金を集めるのに、何処の場合もいったん握ったら最後、被災者には中々渡
さずにお役人が其れを「管理する」システムを作るのです。

自治体はカネを自由勝手に使うだけの所であって、何か有ったらなす術がなく機能不全となって直ぐに自衛隊に助けを
求め、或いはボランティアに依存し、「義援金を受け付ける」と言う横着で恥ずべき所です。自衛隊を呼んだ所はまだ良
かったが、状況把握さえ出来ずに呼ぶのが遅れた所が多かったのではないか。

ですから「地方分権」など言うのは笑止です。特にお役所の担当者は縦割りの無責任体制です。直接担当者が数人い
ても次々変わる。要するに素人なのでマニュアル通り「太鼓は叩く」ものの自分は動かないし、地元の自治体同士の連
携も良くないからイザと言う時でさえ役に立たない。

其れにしても今回また初動体勢の遅れが指摘され村田防災担当大臣とは何なのかと言う声が上った。そもそも大臣
とは省があっての位置付けで有ろうが、防災省と言う官庁がない以上、彼の部下はなく法的根拠も権限もないので、言
わば表紙だけで中身のない本に等しい。

此れでは小泉内閣の掛け声倒れを如実に示すだけだ。台風11ヶの次は地震と、こうも次々と天災地変が重なるの
は、時の為政者が「天に唾する行為」を続けているからに外ならない。立派な政府を持てなかったのは国民にとって実
に不幸です。

住民は毎晩、余震で揺れ続ける家屋には戻れず、暗い車の中でラジオを聴きながら不安な夜を過ごしていると思えば
筆者が慰めの言葉を贈ろうとも意味は無いので、一つの参考になればと、先ずは被災の分析と指弾をする事とした。
それにしても余震の続く中で母子三人を救出しようと徹夜で努力した東京消防庁のレスキュウ隊は立派でした。

我が身に代えて我が子を守った皆川亡夫人も立派でした。此処にこそ「国民栄誉賞」を贈って頂きたい。日本はこうし
賢民の上に愚将がいるから不幸です。ですが他方、公共工事の自粛で青息吐息だった土木業界を今回の台風と地
揺るぎが復活再生させ、結構生き生きし始めた。「風が吹けば桶屋が儲かる」と言う諺は今も生きているようだ。

何れにせよ、地震となればダムは役にも立たない内に危険な状態になる。水道があっても水道管が破裂して水が出な
い。井戸水も地下水位の低下で出なくなるので、トイレが使えず洗濯も掃除も出来ない。当然ながら何日も風呂へ入れ
ないから不衛生となり、夏季ならば疫病の危険も広がります。そして冬季は雪の心配である。

雪かきで転落事故となり、或いは雪の重みで倒壊する所も有った。05/2/2現在、十日町では19年ぶりの大雪で積
雪量が2.8mに達した。其処で本書としては理屈だけではなく更に、物についても対応策の一環として「V屋根プラン」
を提供する(別紙を参照)。

今は何処もライフラインを公共機関が独占する時代ですが、其処へ全面的に依存してはイザと言う時に役に立たな
い。一度に全部が破壊されるからです。だから危機管理対策としては集中化よりも分散化が必要です。特に水が一番
のネックとなる。

水が止まれば食事も作れずトイレも掃除も不能となるから被害者救援活動の範囲と量とが拡大の一途となり、収拾が
付かなくなるのです。一番大事なのは水であり、水に比べれば電気は第二の問題です。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

さて04年に東南海・南海地震が津波被害であると地震学者が警告した点は参考になる。確かに津波と言う現象と被
害は過去の日本に多いが世界に類例がないので地下鉄などは特に心配です(「津波」も参照)。

更に言えば、先の阪神淡路大震災は直下型だったのでビルが残ったものの、南海地震ともなればゆっくりと揺れが続
くタイプなので高層ビルが共振する。其処に横揺れが続けば大きな被害を出すと予測される。また04/11/16の中
央防災会議では「首都直下型地震」について3タイプの推計を出した。

東京だけではなく、大阪も共に次の周期に入っている事と、過去は此の地が海であり、現在はビル群となっているが
れも「砂上の楼閣」である。であるから住居地に選ぶべきではなく、「仕事で仕方ない」と言うのであれば後で泣かない
覚悟で願いたい。

何れにせよ、防災対策は銭金対策よりも心の、つまり神仏に対する対策が何よりかと思うのですが、本書としては物に
ついても対応策の一環として、地震となれば水道管が破裂して水が出ない。

井戸水も地下水位の低下で出なくなるので、本書としては其の一環として、V屋根プランと共に、高層ビル同士をワイヤ
ーで連結する方法を提案(2003/12/14)して置きます。

中越地震はその後の大雪で家屋倒壊が続くなどダブルパンチとなった。どうして此処が此れほど痛めつけられるの
か、と嘆く人も多かろうが、この程4/6に朗報が届いた。中越は今、災害復旧のための巨大な予算が出て、土木業者
が手一杯の仕事を抱える事となり、大きな経済効果が期待出来そうです。

だが05/6/9、長岡市では道路の陥没箇所が600ヶ所ほど見つかった。被災地の地下で半年間に何が起きていた
のか、と騒がれたが調べた所、何れも下水管の所だった。此れでは火事場泥棒のような杜撰な工事だったと言われよ
う。05/6/28には西日本が空梅雨の中、北陸・東北が梅雨入りとなったが、梅雨ではなくて大雨に祟られた。

田中角栄の改造工事の部分が悉く崩され押し流される感じである。

中越地震の余震が1000回に・・・・・・06/5/2日、午前3時40分ごろ、中越地震の余震とみられる地震があり、小千谷
市などで震度2を観測した。新潟地方気象台によると、中越地震の余震(震度1以上の有感地震)はこれで1000回とな
った。1000回目の地震の震源地は中越地方で、震源の深さは約10キロ。

マグニチュード(M)は3・1と推定される。震度2は同市のほか、川口町、魚沼市(堀之内、今泉、穴沢)。震度1は魚沼
市(米沢、小出島、須原)。以上、[新潟日報 05月02日(火)]

▲「新潟で地震相次ぐ 魚沼今泉では震度3」産経新聞・・・・・06/10/3日午後6時43分ごろ、新潟県で震度3の地震
があった。気象庁の観測によると、震源地は新潟県中越地方で、震源の深さは約10キロ。マグニチュード(M)3.5と
推定される(Google アラート06/10/4)。

▲「佐渡で震度4の地震、富山市などで震度2を観測」北日本放送---06/12/26日午前5時すぎ新潟県の佐渡で震度
4を観測する 地震がありました。 ... 26日午前5時17分ごろ、新潟県の佐渡付近を震源とする地震がありました。 ...
(Google アラート06/12/26)。

長岡市など中越で震度4・・・・・・<NHKTV>07/1/8日18:59に中越を震源とする震度4(M4.6)の地震があった。減
衰しながら次は山形か長野に向かうだろう。
07/1/22福井北部で震度3M4.4(朝日夕刊)。此れは中越よりも和歌山との関係。

■未明に地震-福知山で震度2 震源は福井嶺北<両丹日日新聞>1/22日午前2時16分ごろ、福井県嶺北を震源とす
る地震があり、同県敦賀市などで震度3を観測した。気象庁によると震源の深さは約10km、マグニチュードは4・4と推
定される。福知山市では長田野町で震度1。

このほか市役所三和支所は2、大江支所は1、本庁と夜久野支所 ...(地震に関するGoogleニュースアラート07/1/23)。
07/3/10未明、中越を震源とする震度3、M4の地震となった。震源地の深さは20km(NHKラジオ)。
「新潟県中越地方で地震 十日町市で震度3」---朝日新聞

10日午前0時47分ごろ、新潟県中越地方を震源とす る地震があり、十日町市で震度3を観測した。 気象庁による
と、震源の深さは約20キロ、地震 の規模はマグニチュード4.0と推定される。 この地震による津波の心配はないとい
う(地震に関するGoogle アラート07/3/11)。

07/3/25日、能登で震度6強の地震となった。次ページへ別項を設ける。

2007/11/30-19:21 水戸で震度4 -----時事ドットコム---11/30日午後6時37分ごろ、関東地方北部を中心に地震
があり、水戸市で震度4の揺れを観測した。気象庁によると、震源地は茨城県沖で、震源の深さは約50キロ、地震の
規模(マグニチュード)は4.5と推定される。 -----方位では新潟から。

2007/12/22/19:39 会津と中越(只見町・魚沼市)で震度3。M4.3。NHK総合TV。

2007/12/25 (火)------栃木県で震度4の地震---テレビユー福島----24日午後7時44分頃、栃木県で震度4を
観測する 地震がありました。この地震による津波の心配 はありません。 震源地は栃木県北部で震源の深さはおよそ
10キロ、 ...
















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地揺るぎ3
地揺るぎ3
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